どーも、こんにちは。
IT業界で働いているとたいていの人は客先常駐を経験すると思います。
客先常駐というのはユーザーのもとで働くスタイルです。
これとは反対に自社のオフィスで働くことを自社内勤務といいます。
僕的には自社内勤務が理想ですがIT業界の勤務形態は大半が客先常駐になってしまうのが残念なところです。
客先常駐の契約形態として「業務請負」と「特定派遣」があるわけですが、両方で働いたことのある僕が働くならどっちがいいか理由を添えて解説します。
IT業界で働いてみたいけどどんな所か不安…そんな方の参考になればと思います。
特定派遣
特定派遣とは
特定派遣とは派遣元(自社)と派遣先の間で派遣契約を交わすことです。一般的な派遣と違うのは自社とは正社員契約をしているので、派遣先との派遣契約が切れてもクビにならずお給料がもらえるという点です。
特定派遣のデメリット
特定派遣は派遣先の会社の人から仕事の指示をもらいます。
そのため周りで働いている人は基本的には他社の人ということになります。
僕が働いていた現場では自社から派遣された人がほとんどおらず、コミュ症の僕にとっては非常に居ずらい関係でとても周りに気を使いました。
しかも僕の場合は、自社とのメールのやり取りなどは他社ではできなかったため自宅でやることになります。
必然的に自宅での作業が発生するのでめんどくさいことこの上ないです。
また、上司も基本的には同じ現場にいないので自分の頑張った成果が伝わりません。全ては派遣先の評価次第となります。
他社の人にもうまくアピールできるスキルのある人ならいいですがそうでない僕のような人には特定派遣というスタイルはおススメできません。
業務請負
業務請負とは
業務請負は契約先の会社の業務の一部を自社がやりますよという形態です。
業務請負で特定派遣との大きな違いは自分に指示を出す人間は自社の人間ということです。
業務請負のデメリット
ぶっちゃけ対してデメリットは感じません。
業務請負は契約先の業務の一部を自社で行っているわけですから周りで働く人間も自社の人ということになります。
なので、人間関係的には特定派遣よりは圧倒的に気楽です。
どっちかで働くなら業務請負をおすすめ
業務請負と特定派遣での大きな違いは指示をもらう人間が客先の人なのか自社の人なのかという点です。
僕にとってはこの両者の違いはとても大きいと感じました。
やっぱり上の人間が他社の人だと色々と気を遣ってしまいますよね。
気軽に相談もし辛いし、気疲れしてしまいます。
また、他社の人間に囲まれて働くというのも監視されてる感があって居心地が悪いですw
自社の人間がいい人とは限りませんが、それでも他社の人よりは気軽に話せたり人間関係の構築がしやすいと思うので業務請負のほうがまだ良いです。
まとめ
まとめると、
・特定派遣は派遣先から指示をもらうが業務請負は自社の人から指示が出る
・業務請負の方が周りで働く人は自社の人なので人間関係の構築が気楽
・コミュ力や自己アピール力に自信のない人は業務請負にしたほうがいい
です。
結局はその人に合うか合わないかですが、僕の場合は特定派遣はまったく合わなかったのでもうやりたくありませんねw
どちらかを選べる環境だったらよく考えてから特定派遣か業務請負かを選んでくださいね。
以上!